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日本の庭園では、町で見かけた素敵な庭や、日本文化に根付いた庭を紹介しています。たくさんの記事がありますので、ぜひご参照下さい。庭園から得られる安らぎや空間美に共感して頂ければ幸いです。

三波石峡~造園材料 日本庭園の石材産地を訪ねて

 日本庭園の造園材料として昔からよく用いられてきたのが青石です。現在でも、景石や橋石、石垣、敷石などに用いられています。その産地として有名な群馬県藤岡市鬼石を訪れました。この地域で産出される青石を三波石とよんでいます。他の青石産地として有名なのは、四国の徳島県と愛媛県で、それぞれ阿波青石、伊予青石とよばれています。
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 ダムの建設によって、過去の景観とは異なるようですが、巨石と断崖絶壁の迫力に圧倒されました。
10トン20トンを超える巨石がゴロゴロとしています。
 
 一緒に連れて行った我が子も、初めて見る景色と迫力にはしゃいでいました。
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 さわやかな青緑色に白い筋状の模様が入るのが三波石の特徴です。派手さがあるので、庭石としては好きな方と嫌いな方がかなりはっきり分かれます。 
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 近年では、都心部の住環境や安らぎといった視点から、樹木を中心に庭を造る機会が増えてきましたが、石の魅力にも目を向けていきたいと思っています。
 
以下、ウェキペデイアを参照

三波石峡(さんばせききょう)は、神流川上流に位置し、群馬県から埼玉県に跨る景勝地。行政上では埼玉県児玉郡神川町、群馬県藤岡市(旧・多野郡鬼石町)に属する。

江戸時代から景勝地として知られ、旅人相手の案内を生業にしていた村人もいたといわれる。また、緑色の結晶片岩は石英が緑色の紋様を示し、非常に高価な庭石としても重宝されていた(三波石)。

一帯は断崖絶壁が連続し、その間に結晶片岩の奇岩、巨岩が露出する。また、地質学上でも非常に貴重な場所であり、小藤文次郎がこの三波川一帯で発見した結晶片岩を三波川結晶片岩と命名、これは後に三波川変成帯の名の元になっている。このようなことから、非常に貴重な自然と地質学上の貴重さから、1957年(昭和32年)には国指定の名勝、そして天然記念物の指定を受けている。

しかし、その後神流川上流の下久保ダム(現在は神流湖とも呼ぶ)の川の水は堰き止められ、峡谷を流れる川の水が涸渇してしまった。風光明媚な景勝地は石には苔が生えて黒ずみ、川底にはアシなど雑草が繁茂し荒れ放題になるなど、見るも無惨な姿と変わってしまう。そのため、下久保ダムから配管工事を施し、川の水が河川に流れ出るようにした。大がかりな工事は2001年(平成13年)に完成、河川には清流が戻り、風流な景勝地は過去の姿に戻りつつある。

小石川植物園の春(東京都文京区)

たくましい自然樹形のクロマツと今にも咲き始めそうなサクラ
松のかっこよさに足を止めて見入ってしまいました。s%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%84DSCN3211.JPG

 私の住まいは、小石川植物園から徒歩5分程の距離にあり、休日にはよく散策に出かけます。都心にありながら、森林に分け入ったかのような感覚になるほど静かで広大な植物園です。一本一本の木に名札がつけてあるので、木の名前を覚えやすく、どんな環境にどんな植物が生息しているのか肌で感じることができるので、大変勉強になります。
満開のサンシュユと花も終わりの梅
 色の重なりが大変きれいです。
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 2008年3月20日は雨で現場を休みにしたので、ひとけのない植物園に足を運びました。椿の花を中心に写真を取ったのでご紹介します。
 椿は耐陰性があり、葉には光沢があり美しく、代表的な庭園樹の一つです。近年は、温暖化の影響もあり害虫であるチャドクガが大発生し、人間に害を及ぼすため、庭に植えるのを避ける傾向も出てきました。ですが、チャドクガの発生時期はだいたい決まっていて早期駆除すれば被害は少なくできます。出入りの庭師に頼んでおけば定期的に消毒もしてくれることと思います。

椿 梅ヶ香
ほんのりピンクできれいです。
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春曙光(しゅんしょっこう
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ホソバヒメツバキ
枝のしなやかな感じが特徴的で、珍しい椿です。
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つぼみもかわいい桃色で、お茶花としても人気があります。
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ツバキ フラグラントピンク
とても華やかなドレスのようなはなですね。
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玉牡丹(ぎょくぼたん
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君が代
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 ほかにもたくさんの種類の椿が花をつけていました。次回紹介したいと思います。
そのほかに花をつけていた植物や目を惹いた植物を紹介します。

満開のシナミズキ
これほど大きな株は珍しく見事です。庭木としてもよく使います。
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ボケの花
日本の花のように思いますが、平安時代に中国から渡来したといわれます。果実は滋養強壮効果があり、果実酒にも利用されます。
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ミツマタの花
田舎の風情があります。樹皮は和紙の原料になります。
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ウグイスカグラの花
野趣に富み、鶯のように軽やかです。
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クリスマスローズの花
人気の高いクリスマスローズ。白花は清楚で上品ですね。
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strong>ヒマラヤユキノシタ

大ぶりの葉っぱにピンクの花と、個性派の植物です。庭にもよく植えられます。
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フッキソウの花
葉っぱがかわいくてよく繁茂し、日陰にも強いので、庭園の地被(グランドカバー)としてよく使われます。
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ゲンカイツツジ
薄紫の花が遠くからでも大変目を引きます。s%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8DSCN3243.JPG
ハヤトミツバツツジ
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しがらみ工法の土留め
環境にやさしい土留めです。造るのも取替えも簡単で、廃材は自然にかえります。
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シマサルスベリの並木
沖縄原産との事ですが、関東でも元気に育っています。枝ぶりの力強さが見事です。サルスベリは、花期が長く、別名百日紅とも呼ばれます。
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白花のジンチョウゲ
とても良い香りが遠くまで漂います。香りの強い花は、ほかにモクセイ、クチナシ、オガタマがあります。s%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B2%E3%80%80%E7%99%BD%E8%8A%B1DSCN3276.JPG

タイミンチク
アジアンテイストいっぱいです。豪快な株立ちの下で子供が雨宿り。s%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%AFDSCN3203.JPG

トキワマンサクの大木
庭では生垣などにも利用されますが、こんな大木は希少です。
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チョウセンレンギョウ
鮮やかな黄色が鮮やかです。勢いが強いので、庭ではある程度スペースが要ります。
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心に残る風景 洗濯岩海岸(島根県)

 私の生まれ育った島根県には、数々の美しい景色があります。
 東京で造園業を営んでいる今でも、ふと故郷の景色を思い起こすことがあります。
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 島根県松江市島根町大芦(おあし)海岸の「洗濯岩」は、砂岩と頁岩の互層(交互に重なり合った地層)からなり、粘土質の頁岩がより多く波に浸食されて洗濯板のようになったものです。珍しい景色ですが、長い年月をかけて創られた造形芸術のようにも思えてきます。
 人々は、自然に畏敬の念をもって、長きにわたり自然と調和してきました。庭園の石組は、人間が神秘的で雄大な自然石を崇拝した磐座(いわくら)を源としているとも考えられています。
 

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 平安時代に書かれた、最古の作庭秘伝書と言われる『作庭記」にはこう書かれている。
「或人のいはく、人の立てたる石は、生得の山水にはまさるべからず。ただおほくの国々を見侍しに、所ひとつにあはれおもしろきものかなと、おほゆる事あれと、やかてそのほとりに、さうたいもなき事そのかすありき。人のたつるには、かのおもしろき所々はかりを、ここかしこにまなひたてて、かたはらにそのこととなき石、とりおくことはなきなり。」
 意味は、「ある人の言うには、人の立てた石は、自然の山水には勝てない。ただ多くの国々を見たところ、ある部分に美しい景を見出しても、その周りにはそう大したこともない景のあることが多い。人が(庭を造る人)が石を立てる時には、自然の景の優れた部分を、あちこちに思い浮かべて立て、つまらない景は取り入れなくても良い。」と言うことです。
 
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 洗濯岩海岸の景は、私の中で、とても「おもしろき所」のなかの一つです。
庭を造る時に、何かと判断に迷うことがあります。作庭記に書いてあるように、今まで以上に美しい景色を注意深く見て、学び、その感覚を庭に取り入れていきたいと思います。
 島根には、この他にもたくさんの美しい景がありますので、今後帰郷した際に写真を撮って紹介していきたいと思っています。

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