ライン サイトマップ
東京文京区の造園 本文へジャンプ
HOME 施工例 my works 日本の庭園 プロフィール お問合せ

|My WORKS


日々の庭づくりや庭のリフォーム、造園施工などを紹介しています。たくさんの記事がありますので、ぜひご参照下さい。庭園から得られる安らぎや空間美に共感して頂ければ幸いです。

都心の新築住宅 小スペースを生かした庭づくり 施工例(東京都)

 東京都内に新築住宅を建設されたI様のお宅で、お庭の設計、施工を致しました。住宅の設計は、デザイナーの彦根 アンドレアさんで、大変モダンな外観です。
 造園のテーマは、植栽スペース全体に統一感を持たせるため、奥の路地部分からアプローチにかけてを、山奥から里山に見立てて、徐々に明るい雰囲気に移行するように考えました。

<アプローチの植栽>
%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81DSCN3554.JPG
 主木には雌雄2株のソヨゴを選びました。たくさんの赤い実と風に揺らぐやわらかな雰囲気が持ち味の木です。小スペースだからと言ってあまり小さな木を選ぶと、余計に狭く感じてしまいますので、建物とのバランスも考えて、堂々とした株立ちの2本を選びました。 

<アプローチの足下植栽>
apurotiDSCN3579.JPG

足下にはクリスマスローズ、ヒメウツギ、ブルー系ギボウシを植えてあります。地被類は葉っぱのかわいいフッキソウです。自然な雰囲気を出すため、木曽石をポイントに据えています。

<造園施工前のアプローチ>
%E6%96%BD%E5%B7%A5%E5%89%8DDSCN3053.JPG

<造園施工後の路地部分>
%E8%B7%AF%E5%9C%B0DSCN3567%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.JPG
 アプローチに比べて山深いイメージを意識した路地部分。幅1メートルのスペースが植物を楽しめる庭になりました。
 大谷石の敷石と木曽石の景石、カクレミノの配植で奥行きを強調しました。

<造園施工前の路地部分>
%E6%96%BD%E5%B7%A5%E5%89%8DDSCN3042.JPG

<造園施工後の玄関脇植栽>
%E7%8E%84%E9%96%A2%E8%84%87DSCN3561%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.JPG
 住宅がモダンな雰囲気なので、植物も和風モダンな種類を選びました。
 上の写真ではコクリュウとギボウシ(Remember me)のコントラストが強調されています。
rememberDSCN3573.JPG
 ホームページをきっかけにして出会うことができたI様には、打ち合わせから施工に至るまで大変お世話になりました。私もI様の美的感覚に刺激を受けてとても楽しく庭づくりができました。
 今後、植栽の剪定等メンテナンスでもお世話になりますが、より味わいのあるお庭になるように精進致しますのでよろしくお願いいたします。

造園に用いた植物
中高木 ソヨゴ株立ち雌雄 カクレミノ 細葉カクレミノ       
低木  シロモジ クロモジ 山アジサイ アオキ 斑入りヤツデ トウジュロ シロバナシャリンバイ ヒメウツギ等
下草 地被類 クリスマスローズ ギボウシ フッキソウ コクリュウ アジュガ ユキノシタ ヤブラン ハラン シダ
<細葉カクレミノ>カクレミノの突然変異種

%E7%B4%B0%E8%91%89%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%8EDSCN3140.JPG 

造園に用いた石材(以下http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%9F%B3参照)
大谷石 大谷石(おおやいし)は軽石凝灰岩の一種。栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材。柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきた。
%E7%9F%B3%E6%9D%90%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%9F%B3%E3%80%80.jpg
成分
珪酸・第二酸化鉄・酸化アルミニウム・酸化マンガン・石灰・酸化マグネシウム・カリウム・ソーダなど。


成因
日本列島の大半がまだ海中にあった新生代第三紀の前半、火山が噴火して噴出した火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、それが凝固してできたものとされている。


[編集] 分布
大谷町付近の大谷石の分布は、東西8km、南北37kmにわたり、地下200~300mの深さまであることが確認されており、埋蔵量は10億トンと推定されている。


特徴
耐火性にすぐれている。
石の重量が軽い。
石質が柔らかいため、加工が容易である。

用途

大谷石の石塀
大谷石の石塀(拡大)主に住宅・倉庫(石倉)・防火壁・貼石・石塀・門柱・敷石・石垣・土止め石(擁壁)等、建築素材として使用される。

近年では、他の建築素材で真似の出来る、防火性等性能・性質面より、真似の出来ないその素材感・質感を建造物に取り入れるために薄くスライスされて壁材や床材として使用されることも多い。

宇都宮周辺では古くから、石蔵をはじめとした建築物の外壁、プラットホーム、石垣や階段、門柱に大谷石が盛んに利用されている。宇都宮駅東口の餃子像や、1932年に建設された宇都宮カトリック教会(通称:松が峰教会)も大谷石造である。

また、その耐火性・蓄熱性の高さからパン釜やピザ釜等、石釜の構造材として用いられる

木曾石以下http://www.blk.mmtr.or.jp/~rollinge/purofil.htm参照
 木曽石は、木曽谷の山深く日本三大美林のひとつ赤沢美林に代表される木曽檜と共に眠っています。御嶽山をはじめとした峨峨たる山並みの奥深くで生まれた木曽石は、深山幽谷の中で静かにそのさび石の落ち着いた風格を誇っています。
 東海道の派手さはありませんが、中山道の味わいが、どこまでも清く美しい水の流れと研ぎ澄まされた霊気の中に今でも残っています。
kisoisi%20DSCN3434.JPG

木曽石の特長
 重量感のある石
他の石に比べ比重が大変重く、どっしりしたこの石特有の味が強く印象に残り、非常に落ち着いた質感があります。強度が強く、複雑な加工には向いていませんが、粘性にすぐれ、風雨による劣化も少ないために多年にわたって機能や外観を現状のまま維持します。
 風情ある落ち着いた色合い
石を愛する人が石に求めるものは落ち着いた風情。木曽石には、天性の落ち着いた色合いと深みがあり、年月を経ても飽きのこない風情があります。侘びや寂を求められる日本風の庭園や住宅などに好んで使われます。
 花崗岩特有の面が多く見られます
木曽石は、花崗岩特有の面が多い石で、石組み工事の際、使いやすく、多様の形があり、調和が取りやすい為色々な種類の工事に使用できます。石表面はざらざらした面であるため滑りにくく、このため沓脱ぎ石や飛び石などには特に適しています。
 苔が生えやすい
木曽石の表面は多孔質で、みずみずしい潤いがあります。表面に苔の生えやすい、趣のある石です。

池の作り方と施工手順(防水シートを使ってできる手軽な池庭づくり)

 先日、東京都文京区で小さな池のある庭を施工させて頂きました。
 池づくりというと、コンクリートを用いる袋打ち工法や粘土を用いる古式工法など本格的なものを想像される方が多いと思います。これらの工法は、現在の一般的な家庭の庭づくりには重々しくて、コストがかかりすぎるという問題点があります。
 家庭でハスやスイレンを育てたいとかビオトープガーデンを楽しみたいという場合には、低コストで手軽にできる、防水シートを使った池づくりをおすすめします。
ikekannsei%20DSCN3448.JPG

池づくりの工程
 池を掘る前に、だいたいの池の形を決めます。それから糸を張って池の周囲が水平になるよう整地します。
 写真では、池の底の形がひょうたん形、アウトラインは方形になるように掘り進めています。掘りとった土は、なるべく庭の中で生かせるよう工夫します。

%E6%B1%A0%E5%A0%80DSCN2922.JPG

池のアウトラインとなる枕木を仮置きして、水際の水深の浅い部分に石を据えられるよう、調整しながらきれいなカーブで掘り進めます。あまり凹凸があるとシートと土の間に隙間ができてしまいます。また、シートの大きさは規格化されているので、無駄が出たり足りなくなったりしないよう、深さを調整します。池の幅プラス深さを2倍した長さに50センチ位の余裕を持った大きさに掘ります。
%E6%B1%A0%E5%A0%80%EF%BC%92DSCN2963.JPG

掘り終わったら、砂を少量使って凹凸を無くします。
%E6%B1%A0%E7%A0%82%E6%95%B4%E5%9C%B0DSCN2970.JPG

次に、シートのクッション、耐根用の不織布を敷きます。ゴワゴワしているため、池の形が複雑になるとうまくカーブが出ないのでたくさん切れ込みを入れて池底に密着させます。
%E4%B8%8D%E7%B9%94%E5%B8%83DSCN2973.JPG

 最も無駄のない位置にシートを広げ、8分目まで水をためます。水をためる事によってシートと池底が密着し、余裕を見ておいたシートが池の中に引き込まれます。
 もしもシートが足りなければ深さ調整を行い、シートの大きさに合わせます。シートの大きさが足りない場合に、シート自体をつぎはぎするのはなるべくさけた方が良いと思います。コストも増し、漏水の可能性も出てきます。
%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88DSCN2976.JPG

 シートに不足が無いことを確認してからアウトラインを固定します。写真では枕木で固定しています。
%E6%9E%95%E6%9C%A8%E5%9B%BA%E5%AE%9ADSCN2978.JPG

 池のアウトラインを埋め戻します。
%E6%9E%95%E6%9C%A8%E5%9F%8B%E3%82%81%E6%88%BB%E3%81%97DSCN2980.JPG

 水際の浅く掘っておいた部分に玉石を置いていきます。こうすることで輪郭となる枕木との自然なつながりが出てきます。
 また、池に入ったカエルなども出入りがしやすくなるので、ビオトープとしても楽しむことができます。
%E6%B1%A0%E7%8E%89%E7%9F%B3DSCN2986.JPG
 完成です。
 今後ハスやスイレンの花を楽しんだり、メダカの泳ぐ姿を観察したり・・・。
 水があるだけで、眺めるだけでなく、五感を働かせて楽しめる庭ができました。
ikekannsei2DSCN3454.JPG

小さな池と芝生~憩いの庭づくり(文京区定泉寺様の造園施工例)

 
先日、竹垣の作り方 建仁寺垣施工例のタイトルで紹介させて頂いた定泉寺様(文京区本駒込)で竹垣施工に引き続き造園工事をさせて頂きました。
 たくさんの方が訪れる都心のお寺に憩いの場、安らぎの場をつくりたいというご住職のご希望に沿えるよう、温もりのある庭を目指しました。
 また、境内にある石その他の材料を無駄にせず、最大限生かしたいとのご希望もありました。そのためにかえっておもしろい発想も生まれました。例として、昭和初期製造の木製電柱を照明用として復活させたり、いらなくなった石材や丸太で乱杭状の土留めをつくったり、八ッ橋に見立てた通路をつくった事などが挙げられます。
 私にとっても大変貴重な経験となる造園工事でしたので、ぜひご紹介したいと思います。
 定泉寺様には大変お世話になり、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
  
小さな池と青くなってきた芝生
%E8%A1%A8%E7%B4%99DSCN3374.JPG 

 境内にある石その他の材料を無駄にせず、最大限生かしたいとのご希望もありました。そのためにかえっておもしろい発想も生まれました。例として、昭和初期製造の木製電柱を照明用として復活させたり、いらなくなった石材や丸太で乱杭状の土留めをつくったり、八ッ橋に見立てた通路をつくった事などが挙げられます。
芝生の広場(奥に見える昔の電柱)
%E8%8A%9DDSCN3114.JPG
常滑焼の配水管を再利用した植栽と切り株のベンチ
%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81DSCN3075.JPG
 常滑焼の配水管は大正時代から塩化ビニールの配水管ができるまで使われていたものです。工事中発掘したものを再利用しました。
 
 カエルの産卵、ハスやスイレンの観賞のために小さな池もつくることになりました。
 防水シートを使用し、地面の高低差を補うため枕木で囲った簡素な池ですが景色としてもビオトープとしても十分楽しめると思います。
 池の作り方は後ほど紹介したいと思います。
%E8%A1%A8%E7%B4%99DSCN3106.JPG


 材木を使った通路は、尾瀬の木道をモチーフにしてつくりました。
 この部分は日当たりや水はけが悪く、ドクダミが密生します。ドクダミを水芭蕉に見立てて管理していこうと計画しています。
%E5%85%AB%E3%81%A4%E6%A9%8BDSCN3121.JPG

小さな石組
%E7%9F%B3%E7%B5%84DSCN3084.JPG
 ポイントとなる場所に境内にあった小さな石を据えました。小さくても力があり、空間を引き立たせているのがわかります。
%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E7%9F%B3%E7%B5%84DSCN3120.JPG
 
裏側からの景観
%E8%A3%8F%E5%81%B4%E3%81%8B%E3%82%89DSCN3122.JPG
 現在はできたての庭ですし、落葉樹も芽吹いていないのでにぎやかさはありませんが、時間の経過と共に味わい深い庭にしていこうと思います。
 今後の庭の様子や池の作り方、樹木の植栽の様子などをつづけてご紹介したいと思います。

ホームページリンク




カテゴリー

東京 文京区の造園 秦造園 造園施工・庭づくり・庭リフォーム・庭園の管理はお任せ下さい。

ライン サイトマップ