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2008年05月 アーカイブ

2008年05月07日

都心の新築住宅 小スペースを生かした庭づくり 施工例(東京都)

 東京都内に新築住宅を建設されたI様のお宅で、お庭の設計、施工を致しました。住宅の設計は、デザイナーの彦根 アンドレアさんで、大変モダンな外観です。
 造園のテーマは、植栽スペース全体に統一感を持たせるため、奥の路地部分からアプローチにかけてを、山奥から里山に見立てて、徐々に明るい雰囲気に移行するように考えました。

<アプローチの植栽>
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 主木には雌雄2株のソヨゴを選びました。たくさんの赤い実と風に揺らぐやわらかな雰囲気が持ち味の木です。小スペースだからと言ってあまり小さな木を選ぶと、余計に狭く感じてしまいますので、建物とのバランスも考えて、堂々とした株立ちの2本を選びました。 

<アプローチの足下植栽>
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足下にはクリスマスローズ、ヒメウツギ、ブルー系ギボウシを植えてあります。地被類は葉っぱのかわいいフッキソウです。自然な雰囲気を出すため、木曽石をポイントに据えています。

<造園施工前のアプローチ>
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<造園施工後の路地部分>
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 アプローチに比べて山深いイメージを意識した路地部分。幅1メートルのスペースが植物を楽しめる庭になりました。
 大谷石の敷石と木曽石の景石、カクレミノの配植で奥行きを強調しました。

<造園施工前の路地部分>
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<造園施工後の玄関脇植栽>
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 住宅がモダンな雰囲気なので、植物も和風モダンな種類を選びました。
 上の写真ではコクリュウとギボウシ(Remember me)のコントラストが強調されています。
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 ホームページをきっかけにして出会うことができたI様には、打ち合わせから施工に至るまで大変お世話になりました。私もI様の美的感覚に刺激を受けてとても楽しく庭づくりができました。
 今後、植栽の剪定等メンテナンスでもお世話になりますが、より味わいのあるお庭になるように精進致しますのでよろしくお願いいたします。

造園に用いた植物
中高木 ソヨゴ株立ち雌雄 カクレミノ 細葉カクレミノ       
低木  シロモジ クロモジ 山アジサイ アオキ 斑入りヤツデ トウジュロ シロバナシャリンバイ ヒメウツギ等
下草 地被類 クリスマスローズ ギボウシ フッキソウ コクリュウ アジュガ ユキノシタ ヤブラン ハラン シダ
<細葉カクレミノ>カクレミノの突然変異種

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造園に用いた石材(以下http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E7%9F%B3参照)
大谷石 大谷石(おおやいし)は軽石凝灰岩の一種。栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材。柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきた。
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成分
珪酸・第二酸化鉄・酸化アルミニウム・酸化マンガン・石灰・酸化マグネシウム・カリウム・ソーダなど。


成因
日本列島の大半がまだ海中にあった新生代第三紀の前半、火山が噴火して噴出した火山灰や砂礫が海水中に沈殿して、それが凝固してできたものとされている。


[編集] 分布
大谷町付近の大谷石の分布は、東西8km、南北37kmにわたり、地下200~300mの深さまであることが確認されており、埋蔵量は10億トンと推定されている。


特徴
耐火性にすぐれている。
石の重量が軽い。
石質が柔らかいため、加工が容易である。

用途

大谷石の石塀
大谷石の石塀(拡大)主に住宅・倉庫(石倉)・防火壁・貼石・石塀・門柱・敷石・石垣・土止め石(擁壁)等、建築素材として使用される。

近年では、他の建築素材で真似の出来る、防火性等性能・性質面より、真似の出来ないその素材感・質感を建造物に取り入れるために薄くスライスされて壁材や床材として使用されることも多い。

宇都宮周辺では古くから、石蔵をはじめとした建築物の外壁、プラットホーム、石垣や階段、門柱に大谷石が盛んに利用されている。宇都宮駅東口の餃子像や、1932年に建設された宇都宮カトリック教会(通称:松が峰教会)も大谷石造である。

また、その耐火性・蓄熱性の高さからパン釜やピザ釜等、石釜の構造材として用いられる

木曾石以下http://www.blk.mmtr.or.jp/~rollinge/purofil.htm参照
 木曽石は、木曽谷の山深く日本三大美林のひとつ赤沢美林に代表される木曽檜と共に眠っています。御嶽山をはじめとした峨峨たる山並みの奥深くで生まれた木曽石は、深山幽谷の中で静かにそのさび石の落ち着いた風格を誇っています。
 東海道の派手さはありませんが、中山道の味わいが、どこまでも清く美しい水の流れと研ぎ澄まされた霊気の中に今でも残っています。
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木曽石の特長
 重量感のある石
他の石に比べ比重が大変重く、どっしりしたこの石特有の味が強く印象に残り、非常に落ち着いた質感があります。強度が強く、複雑な加工には向いていませんが、粘性にすぐれ、風雨による劣化も少ないために多年にわたって機能や外観を現状のまま維持します。
 風情ある落ち着いた色合い
石を愛する人が石に求めるものは落ち着いた風情。木曽石には、天性の落ち着いた色合いと深みがあり、年月を経ても飽きのこない風情があります。侘びや寂を求められる日本風の庭園や住宅などに好んで使われます。
 花崗岩特有の面が多く見られます
木曽石は、花崗岩特有の面が多い石で、石組み工事の際、使いやすく、多様の形があり、調和が取りやすい為色々な種類の工事に使用できます。石表面はざらざらした面であるため滑りにくく、このため沓脱ぎ石や飛び石などには特に適しています。
 苔が生えやすい
木曽石の表面は多孔質で、みずみずしい潤いがあります。表面に苔の生えやすい、趣のある石です。

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