新築住宅の庭 施工例 文京区S様邸宅(新築住宅)
S様の住宅の建て替えにともない、このたび庭造りをさせていただきました。
S様のご家族には、大変おきづかいをいただき、楽しく作庭することができました。ありがとうございました。
打ち合わせの時に、ご要望として、サクラの木とハナモモの木を植えたい。花壇のスペースが欲しい。旧邸宅の庭に使われていた敷石や植木をできる範囲で生かして欲しい。等がありました。特に樹種選びに関しては、じっくりとご相談しました。結果として、サクラは比較的管理のしやすいシダレザクラ、ハナモモは立ち性で幅の出ない<照手>をお勧めしました。旧邸宅にも立派なハナモモが植わっていたので、なるべくお客様の思い入れを尊重したいと思いました。
また、旧邸宅にあった御影石の板石や玉石は角を取るなどの工夫をして庭に生かすことができました。ありしものを生かすのは、新しいものを買ってくるよりある意味で難しいのですが、どう生かすか考えるのは庭造りの醍醐味でもあります。
何も植わっていない開きスペースは、見る人によって少しさみしく見えるかもしれません。ですが、今後の樹木の生長等を考えると、少しさみしいくらいがちょうどいいと思います。また、一般の住宅庭園では、お客様が土を掘ったり、花や球根を植えて楽しむスペースが大切です。
生垣はカラタネオガタマポートワイン、足元にはラベンダーやローズマリーが見えています。
ハンギングは奥様のセンスで、かわいくワンポイントになっています。
旧邸宅にあった御影石の敷石や玉石も新しい住宅になじんでいます。長年の歳月を経てきた石には深い味わいと存在感があります。
玉石の縁取りの中には、クリスマスローズが植わっています。クリスマスローズは和にも洋にもなじんで、花もかわいいので個人的にも大好きな植物です。
通路の砂利には明るい色の物を選びました。庭がとても明るくなります。通路と植栽地のメリハリをつけることでかなり庭っぽくなります。また、曲線の中で樹木が適当に視界をさえぎり、奥行き間が出ます。
今回植栽した樹木の紹介をしたいと思います。
下の写真は<ゴードニア ラシアンサス>です。あまり見かけませんが、ツバキ科の常緑樹で、冬場に次々と花を咲かせます。存在感もあって、かなりお勧めの木です。
下の写真は、<シマトネリコ>です。近年、大変人気があります。寒さが苦手な南国の樹木ですが、温暖化がすすんだことで、関東でも植えることができるようになりました。葉に光沢があり、しなやかさがあるので現代的な住宅にも大変映えます。
下の写真は<シイモチ>です。モチノキの仲間ですが、枝が立ち性で幅がでにくく、狭い場所の生垣に向いています。赤い実が枝の先端につくので、とてもかわいいです。
以上で今回の庭造りの紹介を終わります。
もうすぐハナモモとシダレザクラが花を咲かせますが、私もとても楽しみにしています。
